亜臨界水処理(加水分解)

非焼却処理で、CO2やダイオキシンを発生させることなく安全に処理

地域環境改善技術で、豊かな地球を子供たちに!

加水分解による産業廃棄物処理は、地域環境の改善に大きな期待と変革をもたらし、緑豊かな地球環境を子供たちに届けることができます。
高温・高圧による加水分解処理は、廃棄物を有価物に変え再資源化や有害重金属の無害化など、病原菌が問題となる医療廃棄物、更には細菌・カビ・ ウィルスまでも分解無毒化する事が可能であり、現代社会に広く貢献できる革新的新処理技術です。

焼却方式で大きな問題となっているダイオキシン・CO2の発生、さらには焼却灰や飛灰に含まれる有害重金属の処理に課題を残していますが、 非焼却方式の加水分解処理ではダイオキシンやCO2は発生いたしません。有害重金属は分子電解し無害化処理することが可能です。

【 最大の特徴 】

  • 従来の処理費に比べ、安価な処理費で再資源化が容易。
  • 食品関連廃棄物を加水分解処理することで、高品質の「無菌化飼料」が生まれる。
  • 狂牛病や鳥インフルエンザ等の伝染病を 高圧・高温処理により無菌化処理することが可能。
  • 家畜排泄物や下水汚泥などが肥料や堆肥として再利用が可能であり、販売収益が見込める。
  • 有機廃棄物から 「エタノールや固形燃料」 など、エネルギー生成が可能。
  • 加水分解処理された鶏糞は、オーガニック肥料として認可された実績を持つ。
  • 低分子化された鶏糞等は、即効性と遅効性を兼ね備えた「ハイブリット肥料」。
  • この肥料の使用は、手入れの簡略化・収穫量の増量など、次世代農業へのアシストが可能。

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一般処理と加水分解処理の違い


「処理の仕組み」を分かり易く

水は、地上では100℃で沸騰し気体になり、気圧が低い富士山頂では、88℃で沸点を迎えます。
逆に圧力が高くなるほど沸点は高くなる。この原理を利用し短時間で食材を調理できるのが圧力鍋です。

加水分解とは、巨大な圧力鍋で廃棄物を処理するようなもので、水の圧力を約22MPa、温度が374℃の臨界点を超えると液体でも気体でもない状態になり、超臨界水の状態になります。
この臨界点の手前の近傍域を亜臨界水といいます。

加水分解処理とは、この圧力と温度のバランスを利用し有機廃棄物を 「無害化・低分子化」 する処理を行います。

無害化・低分子化の仕組み

亜臨界水では、沸騰直前を維持することで、気化しようとする水分子は激しく振動し衝突が繰り返されことで、処理物の分子結合を電離させます。
これにより、地球の中心にあるマントルに近い状態を人工的に作り出します。

この技術は、圧力により生物や微生物は生存できない状態になり、水分子の激しい振動・衝突により電離作用が働き低分子化を図ります。

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