ごみ調査報告

折角調査に行ったので、普段見れない場所をご覧ください。


SKYJETにてシアルガオ島に到着

General Luna 市長との記念写真

IEテック サニー氏により加水分解の利点を説明 (日本より持参した、加水分解処理後にできた肥料をサンプルとして提示)
処理後の再利用よりも処理すること自体が課題の様で、前のめりに話を聞いていた。
この後、市長の車でごみ処理状況確認に向かう。

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ごみ放置状況 -1ヶ所目

ゴミ集積場(加水分解プラント設置候補地)

ガラス瓶、空き缶、生ゴミ、ヤシなど、全てが混在状態で悪臭がする。無機物の分別が必要である。 処理工程を考えれば分別回収が望ましいが、教育の徹底に課題が残るため混在処理から始める必要あり。
堆積物はさほど多くなく、都会にいるストリートチルドレンのようなゴミをあさる者は見受けられなかった。


ごみ放置状況 -2ヶ所目

人目に付きにくい場所に放置

この地域の集積所は、分量的にはさほど多くはないが、混在状態の為分別作業が必要である。
ここまでの段階でも確認できるように、有機・無機ゴミが混在しているため分別作業が不可欠である。また、作業効率化を考慮すればベルトコンベアを利用した人海戦術で分別することが好ましいと思われるため、タンク投入用コンベアの他、分別コンベアの追加を必要とする。

ただ、貧困層が多いことを考慮した場合、より多くの雇用を創出することも必要である。

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分別回収する地域もありました

バケツを用意し分別回収が行われていた。
訪問時、路肩に集積を待つゴミ袋を発見し記録に収めたものである。中は雑草(芝であろう)手入れ後のゴミと推測したが、多少菓子のゴミも混入していた。

この様に分別回収の取り組みをしている地域もあるようだ。また、集積場を確認したかったのだが、雨が降り始めバイクでしか行けない場所であるとの事で断念した。

これまでに共通していることは、人目につかない場所(特に観光客)に放置している状態であり、視察できたのは現在廃棄している集積場であり、ある程度貯まると集積場はどんどん移動しているのではないだろうか?

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ペットボトルの再利用

学校に用意されていた「ペットボトル回収かご」

再利用方法がユニークで、風車や花などに加工し道路際の壁一面を装飾していました。中には花壇の縁石代わりに用いている所もあって、ゴミ削減に地域で工夫している様子が良く解りました。

財政的にも苦しい地域であるようで、ココナッツ粉砕機も老朽化したものを何とか使用しているようであり、粉砕したココナッツは、熟成させ堆肥利用を行っていた。

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調査報告

今回初めてシアルガオ島を訪問し、観光ではまず見られない内情であり実情を目の当たりにすることで、我々の豊かさ・便利さを改めて痛感させられました。

しかし、この現状しか知らない現地の人たちからしてみれば、日常の事であり、当たり前の生活を送っているだけで、貧しい中でも幸せな生活を送っているのかもしれない!

今回、各テーマを課題に島内を走り回り(3週くらいしただろうか?)、観光地とそうでない地域の生活水準の差は大きく、同じ島内でありながら 経済格差 が生まれていた。それが市政の財政ひっ迫に大きく関係しているようだ。

写真の女の子は、サーフィンをする地域とは反対の貧困地域に住む女の子で、私たちに近寄ってきた、残念なことに何も所持していなかったのが後悔だが、大石氏が地元漁師より直接買い付けたカニをホテルで調理してもらい美味しく頂いた。(高めに購入したようだ!)

編集後記

此処に来て、雨が多いことに驚かされました。
毎日夕方から雨が降り始め、朝になると止んでいる。これで水が少なく貧困地域では塩分を含んだ井戸水を飲んでいるのには更に驚きを覚えた次第です。
後で聞いたのですが、サンゴの島で雨は地面に吸収されやすいとの事、今にして思えば「虫」が気になる程いなかった。また雨のおかげか夜は過ごしやすく、寝ている間に島ごと洗濯しているようでした。

道路の拡張工事もあちらこちらで行われていることからも、州政府によるシアルガオ島の観光開発に力を入れているのが伺える。 島をくまなく3週近く車で走りまわったのだけれども、結構座ってるだけでも腰にくる。ジプニーやトライシクルではさぞ大変だろうな。

最後に、北スリガオ州政府の皆様には、滞在中は島内の案内をして頂き、帰りは空港まで送迎して頂きましたことを感謝申し上げます。

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詐欺会社に引っ掛かりました

このロゴマークを持つ、株式会社エクルフィールドは、詐欺会社です。
残念な事に、私はこの会社のコンサルを引き受けていました。
今回のこの調査も、MinDAや北スリガオ州も切望する形での案件であることから、JICAの「中小企業海外展開支援事業~案件化調査~」申請を行い調査予定でしたが、審査途中にケツを捲ったのがこの会社です。

この調査も社長本人が向かうはずでしたが、前日に依頼が舞い込み急遽私が向かった次第です。しかも、経費の支払いはなく未だに逃げ回っています。もちろんコンサル料を始め、経費の建て替え分の支払いも未払いです。(誠意がないので公表します。)

私の見る目がなかったという結果に何ら問題はないのですが、私ども(HLS)のコピーライトが明記されたプレゼン資料が、福岡市を始め糸島市の市議会議員にも送信しており、多くの市町村や関係機関に私の作成したプレゼン資料が出回っています。

HLSのコピーライトの入ったプレゼン資料は、使用禁止を伝えておりますが、万が一手にされた方や見た方は私どもにご連絡をいただければ幸いです。(法的措置を取ります)
エクルフィールドは、社長一人の間借り事務所で事業を行っています。一流企業名や大学との連携、自民党秘書など様々な登場人物にそれらしい資料がありますが、その話を担保に寸借詐欺まがいな事をしていますのでご注意下さい。

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