緩衝法 弱酸性次亜塩素酸水

正しい知識を持たないと粗悪品を手にすることになるかも!


「次亜塩素酸水」簡単な説明

中間発表で、次亜塩素酸水(電解法)の新型コロナへの有効性が確認できないとの報告が発表されました。

次亜塩素酸水には、製造方法により似て異なる物になる事をお知りおき下さい。

安価で手に入る塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)も同様の次亜塩素酸水ですが、まぜるな危険と表示してあるように、有毒ガスを発生するリスクのある「次亜塩素酸ナトリウム」です。
素手で使用すると「ぬめる」のは、皮膚が溶ける程強力な除菌力を有していますので手袋が必須。

二液法と呼ばれる製造方法は、次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸を混合、水で希釈します。
pHは徐々に分解していきますので一定期間の保存はできますが、使用するには製造直近な物を選ぶ方が無難です。塩酸を使用するため塩分が多い、噴霧すると「白化現象」や健康被害の懸念が残る。

話題の次亜塩素酸水は、水と塩を電気分解で製造する「電解法」、pHは不安定なため使用期限は短く、保存方法を誤れば瞬時に分解・元の状態に戻ります。
二液法同様に「噴霧」にも不向きで、家電に悪影響を及ぼす白化現象が起きます。
pHは非常に不安定なため、1週間から長くても3ヶ月程しか持ちません。保存方法や取り扱い方によっては瞬時に分解し効果が無くなってしまいます。

次亜塩素酸水の弱点を吸収した「緩衝法 弱酸性次亜塩素酸水」
次亜塩素酸ナトリウムと水を特殊なpH緩衝フィルターを通過させ生成する方法で、pHは弱酸性に固定(皮膚にやさしい)しており、長期保存が可能な上空間噴霧による白化現象は起きません。
除菌・消毒効果も高く「消臭」できることが、他の次亜塩素酸水と異なります。

★「白化現象」について

加湿器や噴霧などにより、空間除菌を行うと、白い粉がテーブルや家電に付着し、家電製品に悪影響を与えます。この事を知っているのか知らないのか、推奨している販売業者等がありますが、次亜塩素酸水の多くは「電解法」や「二液法」で作られています。
これらの製品は、塩分のほか不純物を多く含むために起こる現象で、吸引による人体の影響を危惧する医師の見解もありますので、これらで作られた次亜塩素酸水の噴霧は控えるべきです。

コロナの影響で注目を集めた次亜塩素酸水ですが、キッチンや洗濯時の漂白剤等に使用されていた馴染み深い物であったことはご理解頂けたと推測します。が、コロナがキッカケで注目されただけで、これまでも除菌等の用途に利用されてきた実績があります。
これを機に更に、次亜塩素酸水の知名度は上がることが予測されます。正しい知識を身に付け、健全で健康な生活を送る為にも有効にご利用下さい。

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アルコール消毒の弱点

アルコールは純度が高くないと、除菌・消毒効果は期待できません。ですが、純度が高いと手荒れの原因となり、引火の危険度が高まります。

更には、ノロウイルスなど「エンべロープのない細菌」には効果はありません。

 1 アルコール濃度が低いと殺菌・消毒効果が薄い。
 2 アルコール濃度が高いと引火する可能性がある。
 3 希釈しての利用ができない。
 4 使用頻度により手荒れの原因となる。
 5 濡れている場所、への効果はない。

アルコール消毒頻度が多い看護師さんは、手荒れの悩みを抱えている方が多いようです。

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pH と ppm って何?

営業マンが答えられなけらば、結構ヤバイです...


pH(ペーハー)とは、酸性からアルカリ性の間に0~14の目盛りをつけて、酸・アルカリの度合いをその目盛りの数字で表すもので、 pH7を中性とし、それ未満を酸性、それより大きければアルカリ性としています。 pH7よりも値が小さければ小さいほど酸性の性質が強く、値が大きければ大きいほどアルカリ性の性質が強いことになります。
すっぱい味のするものは酸性、苦い味のするものはアルカリ性(味見調査はダメです)

ppm(パーツ・パー・ミリオン)俗にピーピーエムと呼んでいますが、主に濃度を表す単位に用いられるが、不良品発生率などの確率を表す事もあります。(ここでは濃度を表します)

次亜塩素水を購入する際、気を付けることは、

 1 製造方法を確認する(pHが安定しているかの目安)
 2 上記が無理なら、製造直近の物を購入
 3 200ppmを基準に商品を選ぶ(良心的製品の選別)
 4 日光の当たる場所で保管しない。
 5 透明な容器はpHが分解しやすい。
 6 保存期間が短いので大量購入しない。

保存期間が長い商品は、「二液法」で生成されている可能性が高い。が、徐々に分解が進むため効果は薄くなるので早めに使いきることをお勧めします。

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緩衝法による生成

電解法と二液法の欠点を補う、「緩衝法」による利点。

 1 緩衝体特殊フィルターで次亜塩素酸水を作る。
 2 フィルターで不純物除去。噴霧による白化現象は起きない。
 3 pHが弱酸性に固定されるため、長期間濃度安定保存が可能。
 4 弱酸性に固定されているので、肌に優しい。
 5 飲用水適が取れているので、飲んでも大丈夫!
 6 消臭効果が非常に高い。

この様な利点を持つ「緩衝法」は、次亜塩素酸ナトリウムと水を、特殊なpH緩衝フィルターを通過させ生成します。 これによって、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウム他の不純物もpH緩衝体にて除去することができるため、スプレーやミスト等で噴霧する空間除菌が可能になるため、白化現象が起こらないのです。

緩衝法は、これまでの次亜塩素酸ナトリウムの弱点を全て吸収し、除菌力を大幅にアップ、更には 消臭力も兼ね備えます。

★「EC値」を確認して、本物を手に入れる!

不純物のことをEC値と言いますが、この値が低いほど、不純物が少ないと言うことになります。

 1 緩衝法では、300前後。
 2 二液法では、800程度。
 3 電解法では、1500程度。

この数値を出せないメーカーは...ですね! ちなみに単位は、μS/cm(ジーメンスパーセンチメーター)といいます。

緩衝法で生成された弱酸性次亜塩素酸水は、肌にも優しく除菌・消臭力を兼ね備え、空間噴霧・長期安定保存が可能な次世代製品になります。



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